口内炎は全身の病気とも関係します

口内炎は口の中の粘膜に起こる炎症で、ほおの内側、のどの周辺、歯茎、舌、唇などにできます。粘膜が赤くなる程度の症状もありますが、びらん(浅いただれ)、潰瘍(盛り上がりや切れ込みができて出血しやすくなる)、水泡、偽膜(苔状の膜)ができるなどの症状もあります。

口内炎の原因はさまざまですが、大きく二つの種類に分けられます。一つは原因が口の中にあるもの、もう一つは全身的な病気や栄養障害がもとで口内炎ができるものです。

口の中の原因としては、歯石、歯の充填物(虫歯の治療で行なう歯の詰め物)、歯列からはみ出した歯、虫歯の欠けて尖った端などがあります。これらが粘膜を刺激し、そこに口の中にいる細菌やカビが作用して炎症ができるのです。

口内炎の中でも、歯と歯茎の境目にできる炎症は歯垢や歯石の沈着によるものが多いので、予防には歯垢のつきにくい食生活を心掛けることや正しいブラッシングが大切です。

また、口の中の粘膜の状態は全身の健康状態を反映するといわれています。体のどこかに病気があると、口の粘膜はすぐに変化するからです。

ウイルスによるもの、ベーチェット病、白血病などの病気によるもの、ビタミンB群や鉄分の不足によるものなどが口内炎を生じさせます。

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