不正咬合は専門的に8タイプに分類されます

上下の歯並びや、歯の大きさ、位置が悪いために、正常に咀嚼できない状態を不正咬合(ふせいこうごう)といいますが、大きく分けると次の8タイプに分類されています。

1.八重歯・乱ぐい歯(叢生:そうせい)
歯がデコボコに生えている歯並びで、例えば小さなあごに、大きな歯が並ぼうとした結果起きます。また、多くの場合、八重歯を伴っています。

八重歯は、これまでの日本的な感覚では「かわいい」とされてきましたが、欧米ではドラキュラの歯といわれ、国際化が急速に進んだ現在、日本でもその見方は変わってきつつあるようです。

2.すきっ歯(空隙歯列)
乱ぐい歯とは逆に、歯が極めて小さいとか、歯が足りない、あるいは歯に比べてあごが大きいなどの理由で、歯と歯の間に隙間がある歯並びです。

3.出っ歯(上顎前突)
上の前歯や上あごが前へ突き出ている咬み合わせで、日本人に多い不正咬合です。ときには、下あごが上あごに比べて引っ込んでいることもあります。

4.上下顎前突
上の前歯と下の前歯が突き出ている咬み合わせで、口元も出ています。

5.受け口(反対咬合・下顎前突)
下の前歯や下あごが前に出ている咬み合わせで、前歯が反対に咬み合っています。

6.交叉咬合
上下の奥歯が横にずれて、反対になっている咬み合わせです。正中線がずれている場合が多いです。

7.過蓋咬合
上の前歯が下の前歯に深くかぶさっている咬み合わせで、ときには、下の前歯が上の前歯に隠れて見えないことがあります。

8.開咬
奥歯をしっかりと咬んだときに、前歯が咬み合わずに、上と下の前歯の間に隙間が窓のように開く状態です。

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