基本的には、自費治療となります

矯正歯科治療にはまだ健康保険が適用されず、基本的には自費治療です。そういう事情から金額がさまざまに取り沙汰され、「矯正歯科治療は高い」というイメージを待たれている方が多いと思います。

まず、治療の費用は、患者さん一人ひとりの症例による治療方針で決まるので、全国一律の定価のようなものが決められないという事情があります。また、矯正歯科医ごとに料金の決め方にも違いがありますが、一応大きく分けてみると、矯正装置を含めて治療全体を一括計算している場合と、装置ごとに料金を決めている場合があります。

矯正費用の目安

矯正歯科専門の開業医の場合
矯正歯科医会の会員のような、専門の開業医の場合は、一括で設定しているケースが多いようです。ただし一括の場合でも、初診料・検査料・診断料・調整料などの設定をしているのが一般的です。

また、治療開始時期と治療内容により、早期治療費、本格治療費に分けている場合もあり、費用の算定は一括方式でも、支払いは分割できる診療所もあります。

歯科大学病院の矯正科の場合
国立大学歯科病院の矯正科では、全国一律で装置ごとに細かく料金を設定しています。私立大学歯科病院の場合は、各大学間で若干の差があり、症例や治療法法によっても異なりますので、正確な比較は難しいようです。

健康保険が適用される診療
口唇・口蓋裂や顎変形症など一部の症例では、治療に健康保険が適用になります。健康保険による診療の場合、料金は非常に細かく分類されています。総額はおよそ120万円ほどになり、保険本人はそのうちの2割、家族の場合は3割が自己負担になります。

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